ASO対策とは、App StoreやGoogle Playの検索結果とランキングで、自分のアプリを見つけてもらいやすくするための施策の総称です。日本語では「アプリストア最適化」と呼ばれます。広告費をかけずに使ってくれる人を増やす手段として、個人開発でも取り組める範囲が広いのが特徴です。
細かい施策は多いのですが、目的で整理すると3つしかありません。見つけてもらう・選んでもらう・使い続けてもらうです。この順番でユーザーが動くので、上流が詰まっていると下流をいくら磨いても効きません。
①見つけてもらうのがキーワードの話です。アプリ名・サブタイトル・キーワード欄に、実際に探されている言葉が入っているかどうかで、そもそも検索結果に出るかが決まります。ここがASO対策の入り口です。
②選んでもらうのがアイコン・スクリーンショット・説明文の話です。検索結果に出ても、並んでいる他のアプリより魅力的に見えなければタップされません。表示された後の勝負がここです。
③使い続けてもらうのが評価とレビュー、そして継続率の話です。入れてすぐ消されるアプリは、ストア側からの評価も上がりにくくなります。長い目で見ると、ここが順位の土台になります。
最初にやることは、自分のアプリがどんな言葉で探されているかを調べることです。名前もスクリーンショットも、狙う言葉が決まっていないと直しようがありません。逆に言葉さえ決まれば、あとは各要素をそこに合わせていく作業になります。
次にアプリ名とサブタイトルを整え、そのうえでアイコンとスクリーンショットに手を入れます。評価まわりは、ある程度ダウンロードが出てから考えれば十分です。順番を飛ばして見た目から入ると、後で言葉を変えたときに作り直しになります。
ASO対策の中心はストアに載せる情報を整えることなので、作業自体にお金はかかりません。有料になるのは、調査を効率化するツールや、広告を併用する場合です。個人開発なら、まず無料でできる範囲を一巡させてから、足りない部分だけ道具に頼るのが現実的です。
狙いたい言葉がどれくらい探されているかは、AppLupeならメール登録だけ(カード不要)で毎日3回まで無料で調べられます。手を動かす前に、言葉の需要を数字で見ておくと迷いが減ります。
同じASO対策でも、iOS(App Store)とAndroid(Google Play)では検索の仕組みが違います。App Storeにはユーザーから見えないキーワード欄があり、そこに入れた語も検索対象になります。一方Google Playにはその欄がなく、説明文の中身が検索に使われるとされています。
そのため、iOS向けに詰めた言葉の設計をそのままAndroidに持っていってもかみ合いません。両方に出しているなら、ストアごとに分けて考えるのが前提になります。
ここから先は実際の手順です。上から順に読めば一巡できるように並べてあります。