アプリ名の決め方|ASOに強い名前の付け方

最終更新:2026年6月12日|AppLupe編集

アプリ名は、App Storeの検索順位に最も強く影響するメタデータです。一度広めた名前は簡単に変えられないからこそ、リリース前に「覚えやすさ」と「検索されやすさ」を両立する設計をしておく価値があります。

アプリ名の構造:ブランド部+キーワード部

日本のApp Storeで上位に定着しているアプリの名前は、ほぼ例外なく「ブランド名 - キーワードの羅列」という構造をしています。「Zaim - 家計簿・レシート読取」「あすけん ダイエットのカロリー計算・体重管理・食事記録」のような形です。

ブランド部は短いほど良く、理想は2〜6文字。残りの文字数をすべてキーワード部に回します。App Storeのアプリ名は30文字なので、ブランド名が長いとそれだけで検索資産を失うことになります。

キーワード部に入れる語の選び方

入れるべきは「ボリュームが大きく、かつ自分のアプリの中身と一致する語」の上位2〜3語です。検索ボリュームはAppLupeで確認できます。ここで妥協して感覚で選ぶと、30文字の最強の枠を弱い語で埋めることになります。

語の区切りは「・」やスペース、「-」が使えます。区切り文字は検索的には中立なので、読みやすさで選んで構いません。なお、ひらがな・カタカナ・漢字の表記ゆれは別の語として扱われるため、ボリュームの大きい表記を採用してください。

審査リジェクトを避ける注意点

Appleの審査ガイドラインは、アプリ名での誇大表現や無関係な語の詰め込みを禁止しています。「No.1」「最高の」「無料」のような宣伝文句、競合アプリのブランド名、アプリと無関係な人気語は、リジェクトや最悪の場合アカウント警告の対象です。

また「キーワードをカンマで羅列しただけ」の名前も4.x系ガイドラインで弾かれることがあります。あくまで「商品名として自然に読める範囲」でキーワードを織り込むのが安全圏です。

リリース後に名前を変えるときのリスク管理

アプリ名の変更は新バージョンの審査が必要で、変更すると既存キーワードの順位がリセットされる可能性があります。変更前に必ず「いま取れている語」を棚卸しし、好調な語は新しい名前にも残してください。AppLupeのASO診断を使うと、現在の流入キーワードと順位が一覧できます。

ブランド認知が進んでいるアプリほど、ブランド部の変更は慎重に。キーワード部だけの調整なら、検索面の実験として比較的低リスクに行えます。

アプリ名に入れる語のボリュームを調べる →

よくある質問

Q. アプリ名とホーム画面に表示される名前は別にできますか?

はい。ストア上のアプリ名(30文字)とは別に、ホーム画面用の表示名(Bundle Display Name)を短く設定するのが一般的です。ストア名はキーワード重視、表示名は視認性重視で分けます。

Q. 英語名と日本語名はどちらがいいですか?

日本市場で戦うなら、検索される語が日本語である以上、キーワード部は日本語が基本です。ブランド部は英語でも問題ありません(例: Zaim、PayPay)。

Q. Google Playでも、アプリ名の先頭に検索語を置くと検索されやすくなりますか?

考え方はApp Storeと同じです。Google Playのアプリ名も30文字で、名前に含まれる語は検索の評価に効きます。ただ、効くのは「入っているか」であって、先頭に変更しても順位がすぐ動くわけではありません。名前の変更は既存ユーザーの認知や指名検索にも影響するので、ブランド部は残したまま、キーワード部だけ整えるのが安全です。

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