けいぞくりつ|カテゴリ:指標・分析
アプリ継続率(リテンション率)とは、インストールしたユーザーが一定期間後も使い続けている割合です(翌日継続率=D1、7日継続率=D7など)。間接的に検索順位にも影響すると考えられています。
Appleはユーザー体験の質を重視しており、すぐ削除されるアプリより、使い続けられるアプリを検索結果で優遇する傾向があるとされています。ASOは「ダウンロードさせたら終わり」ではなく、アプリ本体の質と一体で考える必要があります。
誇大なスクリーンショットや実態と違うキーワードで集客すると、期待外れによる即削除が増えて継続率が下がり、長期的には順位にも悪影響——という構造を理解しておきましょう。
継続率は「ある日にインストールした人のうち、N日後にもう一度開いた人の割合」で計算します。D1なら翌日、D7なら7日後です。分母はその日にインストールした人数で固定し、途中で入ってきた人を混ぜないのが基本になります。
個人開発で見るときは、日ごとの数字を単独で追うより、**インストールした週ごとにまとめて見る**ほうがぶれません。1日あたりの人数が少ないと、数人の増減で割合が大きく動いてしまうためです。
Appleは順位の決まり方を公開していないため、継続率が直接の要因かどうかは断定できません。ただ、入れてすぐ消されるアプリが上位に居続けるのは考えにくく、**長く使われているアプリが有利になる方向**で語られることが多い指標です。
実務的には、順位対策として継続率をいじろうとするより、先に「入れた人が翌日も開く理由があるか」を作るほうが早いです。そこが弱いまま流入だけ増やしても、抜けていく人が増えるだけになります。
Q. 継続率はASOに本当に影響しますか?
Appleは公式にアルゴリズムを公開していませんが、エンゲージメントの高いアプリが優遇される傾向は広く観測されています。少なくともマイナスになることはありません。
Q. 継続率の目安はどれくらいですか?
ジャンル次第ですが、D1(翌日)30%・D7 15%・D30 8%程度が一般的なモバイルアプリの中央値圏とされます。ゲームとツールでは大きく異なります。