ロングテールキーワード|カテゴリ:キーワード戦略
ロングテールキーワードとは、検索ボリュームは小さいものの、検索意図が具体的で競合が少ない複合キーワードです(例:「家計簿 夫婦 共有」「単語帳 自作」)。
1語あたりの流入は少なくても、「具体的に探している人」が検索するためダウンロード率が高く、束ねれば馬鹿にならない流入源になります。新規アプリが最初に取るべき土俵です。
注意点は、App Storeの公式人気度(SP)では小さい語が一律「5」と表示され、優劣がわからないことです(デッドゾーン)。AppLupeの推定ボリュームを使うと、デッドゾーン内の語同士でも需要の差を比較できます。
下の表は具体的なロングテール語の例です。公式の人気度ではすべて「5」(デッドゾーン)ですが、これは「検索されていない」ではなく「公式データの粒度では測れない」という意味です。実際にはこうした語で着実にダウンロードを積んでいるアプリが多数あります。
| キーワード | 公式人気度(SP) |
|---|---|
| 家計簿 夫婦 共有 | 5(デッドゾーン) |
| 単語帳 自作 | 5(デッドゾーン) |
| 筋トレ 記録 ノート | 5(デッドゾーン) |
※ 2026年6月時点・AppLupe実測(Apple Search Ads由来データ)。スコアは変動します。
①ストアの検索窓に主要語を入れてサジェストを観察する、②競合アプリのレビューでユーザーが使っている言葉を拾う、③自分のアプリの流入クエリ(App Store ConnectのApp Analytics)を見る、の3つが基本です。ユーザーの語彙はつねに開発者の想像の外にあります。
撒いた語すべてが当たるわけではありません。目安として、メタデータに入れて2〜3回のアップデートを経ても「インプレッションがほぼゼロ」の語は実需なしと判断して入れ替えます。逆に、少なくても流入が発生していてCVRが高い語は、より上位の枠(サブタイトル→タイトル)への昇格候補です。キーワードフィールドを「実験枠」、タイトル・サブタイトルを「殿堂枠」と考えると運用しやすくなります。
Q. ロングテール狙いは効率が悪くないですか?
新規アプリにとってはむしろ最も効率的です。ビッグワードは順位がつかないので流入ゼロですが、ロングテールは確実に1位を取れて、束ねれば実用的な流入になります。
Q. ロングテール語はいくつくらい仕込むべきですか?
キーワードフィールドの余り枠で5〜10語が目安です。数回のアップデートごとに、流入が発生しなかった語を入れ替えていきます。