キーワードせんてい|カテゴリ:キーワード戦略
アプリのキーワード選定とは、メタデータで狙う語を決めるプロセスです。「候補を広げる→ボリュームと難易度で絞る→枠に配置する」の3段階で行います。
まず関連語・サジェスト・競合の流入語から候補を広く集めます(50〜100語)。次に検索ボリュームと上位アプリの強さで現実的に勝てる語に絞り込みます。最後にタイトル30文字・サブタイトル30文字・キーワードフィールド100文字へ、重複なく優先度順に配置します。
よくある失敗は「自分が呼んでいる機能名」で選んでしまうことです。ユーザーは開発者の語彙では検索しません。必ず実データ(ボリューム・サジェスト)で裏を取ってから配置しましょう。
下の表は「ダイエット」系の語の実測例です。ビッグワード(74)→複合語(49)→さらに細かい語(5)と、ボリュームの階段が見えます。新規アプリは階段の下から登るのが定石で、まず細かい語で1位を取り、実績がついたら1段上の語をメタデータの上位枠(タイトル寄り)に昇格させていきます。
| キーワード | 公式人気度(SP) | AppLupe表示 |
|---|---|---|
| ダイエット | 74 | 74 |
| ダイエット 記録 | 5(デッドゾーン) | 49 |
| 食事 記録 | 5(デッドゾーン) | — |
※ 2026年6月時点・AppLupe実測(Apple Search Ads由来データ)。スコアは変動します。
①関連性(その語で来た人が自分のアプリを求めているか)>②ボリューム(検索されているか)>③難易度(上位の競合に勝てるか)の優先順位で判断します。関連性の低い語はボリュームがあってもダウンロードに繋がらず、継続率も下がるため長期的にはマイナスです。
①関係ない人気語への便乗(一時的に露出してもCVR・継続率が下がり長期では逆効果)、②競合のブランド名をタイトルに入れる(ガイドライン違反でリジェクト・最悪削除リスク。キーワードフィールドに入れるのはグレーながら一般的)、③翻訳しただけの英語キーワード(日本のユーザーはカタカナで検索することが多い:「budget」ではなく「家計簿」)。この3つは新規開発者が高確率で踏む地雷です。
Q. キーワード選定にどれくらい時間をかけるべきですか?
初回は半日〜1日かけて50〜100語の候補から絞り込む価値があります。メタデータは審査ごとにしか変えられないため、配置前の調査が一番コスパの高い工程です。
Q. 競合と同じキーワードを狙っても大丈夫ですか?
問題ありません(ブランド名をタイトルに入れるのはNG)。むしろ同規模の競合が取れている語は、自分にも取れる根拠のある語です。